8月30日の、サントリーフラワーズ「クリーミー揚げナス」。
ふくらんでいる実を見ると、紫色の果皮に、茶色くかさぶた状になった部分が広がっていました。
1個だけではなく、別の実も同じ状態です。
実だけではありません。
ガク、葉裏、枝にも、白っぽいかすれや薄茶色を帯びた部分がありました。
高知県の病害虫資料と見比べると、チャノホコリダニの被害に近い状態です。
ミナミキイロアザミウマでもナスの果実にケロイド状の被害が出るため、今回はチャノホコリダニ疑いとして記録します。
この日は、アファーム乳剤2000倍にフーモン1000倍を加え、葉裏を含めて株全体へ散布しました。
撮影日:2026年8月30日
ここまでの記録
目次
8月30日のクリーミー揚げナス|花はしっかり開く
まずは、株全体。
枝は上へ伸び、葉も広がっています。
花と実がついている状態です。

実や葉には気になる変化がありますが、花はしっかり開いていました。
花の周りを見ると、ガクや茎には白っぽくかすれた部分もあります。

ナスの実2個に茶色いかさぶた状の部分
一番目立ったのは、実の表面。
ふくらみ始めている実では、紫色の果皮に茶色い部分が広がっています。
表面は細かく割れたような、かさぶた状。
ガクの周りにも、茶色っぽいかすれがあります。

もう1個の実も確認。
こちらは、実の大半が薄茶色。
細かな網目のような表面になり、ガクの近くまで続いています。

1個だけではなく、別々の実に同じような症状が出ていました。
ナスの葉にも変化|葉裏は薄茶色っぽくくすむ
葉も確認。
連日の雨が続く中、葉先が下がり、少し波打つような葉があります。

同じ葉の裏側。
緑一色ではなく、薄茶色っぽくくすんだ部分が広がっています。

ナスの枝にも白っぽいかすれ
実や葉だけでなく、枝にも白っぽいかすれ。
主枝に沿って、白から薄茶色の部分が縦に続いています。
すぐそばには、咲き終わった花。下向きに残っていました。

チャノホコリダニ疑い|アザミウマ類でも似た果実被害
高知県の病害虫資料では、ナスにチャノホコリダニが寄生すると、葉裏が淡褐色になり、葉縁が裏側へ巻く症状が紹介されています。
果実では、果梗やガクの表面が灰褐色になり、実もサメ肌状に変わるとされています。
今回確認した、実の茶色いかさぶた状の部分、ガク周り、葉裏のくすみ。
チャノホコリダニの被害に近い状態です。
一方、高知県のミナミキイロアザミウマの資料でも、ナスの果皮に線状や不規則な傷が入り、被害が広がるとケロイド状になる例が紹介されています。
今回は、チャノホコリダニ疑いとして記録します。
アザミウマ類も候補に残し、このあとの実の状態を見ていきます。
参考:高知県・こうち農業ネット|なす チャノホコリダニ / 高知県・こうち農業ネット|なす ミナミキイロアザミウマ
アファーム乳剤2000倍+フーモン1000倍を散布
この日は、アファーム乳剤を2000倍。
フーモンを1000倍で加えました。
アファーム乳剤は、今季この株では1回目の散布です。

アファーム乳剤は、「なす」のアザミウマ類とチャノホコリダニのどちらも2000倍。
収穫前日まで、本剤2回以内の登録です。
フーモンは、野菜類に殺虫剤を散布するとき、1000倍で添加できる登録を確認しました。
確認した登録情報
アファーム乳剤:なす/アザミウマ類・チャノホコリダニ/2000倍/収穫前日まで/本剤2回以内/散布。
フーモン:殺虫剤・野菜類/散布液10Lに10mL(1000倍)/添加。
今回は、葉の表だけではなく葉裏も。
株全体へ念入りに散布しました。

散布後は新しい実と葉を見る
ここからは、同じような症状が止まるのか、増えるのかを確認します。
新しくふくらむ実の表面も見ていきます。
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